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2015年05月24日

お母さ~~ん

「ばばの日記」

5月24日(日)雨

10日近く、ブログ更新が出来なかった。

少し、心が落ち着いたの、書いてみようと思い

パソコンに向かっている。



4月23日、母がお世話になっている施設から

「お母さん、食欲が無く、熱もあるので病院へ連れて行きますね」

と連絡があって、じじとばばも病院へ駆けつけた。

採血、いくつかの検査の後、点滴を受け、母は、そのまま入院となった。

入院後、主治医から「誤嚥性肺炎です」と説明を受けた。

一般病棟へ入院したが、母は目も開けず、食事も摂れず

点滴だけの日が続いた。

痰の吸引が何回も行われ、その度に母は全力で抵抗した。

そのため、両手をベッドに括り付けて

痰吸引や点滴が続けられた。

入院から約2週間後、症状は一向に改善せぬまま

夕方病院へ行くと、母は集中治療室へ移されていた。

手の拘束も解かれ、ただ穏やかに寝ているようだった。

痰の吸引も、あまり続けると呼吸停止に至ることもあると

説明されたが、それでもこまめにタンも吸引して下さった。

熱も上がったり、下がったり・・・・・

1日3回、30分ずつのお見舞いの時間には

じじ、ばば、ばば姉で毎日、母を見舞った。

いくら耳元で「お母さん、聞こえる?ばばだよ~。目、開けて」

と呼びかけても、反応は一切無かった。

そういう中で、「延命措置」について主治医から聞かれ

「胃瘻」まではお願いすることを、家族全員、同意した。

5月15日には、病院の配慮で、母は個室に移された。

個室なら、面会時間に関係なく母の傍についていることができる。

夜はばばが泊まり込んだ。

入院から、ほぼ毎日、じじ妹夫婦や我が家の娘達には

母のその日の容態をメールで知らせていた。

集中治療室から個室へ移される時、

「ご家族で、ごゆっくりとお母様を見守ってあげて下さいね」と

看護士さんから声をかけられた。

個室で、母の体に付けられた器機の数字を見ながら一喜一憂した。

夜、一人で母に付き添った日は、真夜中に数値があまりに危険値になり

ばばひとりでは不安だったので、じじにすぐ連絡した。

じじも、すぐ駆けつけてくれ、ふたりで夜通し母を見守った。

母の体に付けられた器機の数値があまりにも異常値だったので

奄美市のじじ妹夫婦にも連絡した。

16日には、じじ妹夫婦も来てくれた。

17日、母の付き添いをじじ妹と、ばば姉に頼み

ばばは帰宅、夕食の準備をして、すぐ病院へ戻り

妹達と付き添いを交代した。

妹達が家に帰り、食事を済ませた頃、ははの容態が急変した。

すぐ、家に連絡し、じじ、妹、ばば姉も病院へ駆けつけた。

みんなが見守る中、母の呼吸が苦しそうになり

心拍数の数値が下がったり、上がったりを短い間隔で繰り返した。

時に数値が0になり、又40台になったり・・・・

妹が、母のベッド横へ行き「母ちゃん、頑張ってよ~」と

声をかけながら、母の顔を両手で包み込むようにした。

その時、一瞬「ハァ~~~」というような母の声が響いた。

次の瞬間、「母ちゃんの息が止まった!」と

悲鳴のような声で妹が言った。

しかし、ばばは「0になっても数秒後には又数値が戻る」

今までのパターンだと信じていた。

妹が「母ちゃん、呼吸していない」と言って、ワァ~っと号泣した。

ばば達も、ベッド横に近づくと、さっきまでと違い

母の体は一切の動きを止めていた。

「お母さんが亡くなった!」と言う実感がこみ上げてきた。



「母ちゃん!、母ちゃん!」「お母さん、お母さん!」と

みんなで名前を呼び続けたが、母の体の何処も動いてはくれなかった。



当直の医師と看護師さんが駆けつけ、

5月17日、夜9時17分、母の臨終が告げられた。



それから怒濤の1週間が過ぎた。

この間のことは、明日から又少しずつ書いて、

記録に残しておきたいと思う。

  


Posted by ibuchanじじ&ばば at 13:27Comments(0)日常生活