2016年07月19日
手紙
「ばばの日記」
7月19日(火)晴れ
毎日撮影に行くじじ。
出かける前には、水分と当分を十分補給して出かける。
今朝は、朝食後、じじに言った。
「じじ~今日は、スイカと桃と、かるかんと焼き芋があるから
好きな物を食べてね」と言った後、
「ハイ、じじ、今、ばばが言った事を復唱してみて」と振ると
「水蜜桃と羊羹と・・・・」だって。
何じゃ、そりゃ。
じじとばばって、聞いているようで、相手の言った事を
ちゃんと聞いていない事あるんだよなぁ・・・
ばばは、今日も作業現場?へ出かけ、
10時を過ぎる頃戻ってくると、じじはひとりでお茶を飲み
出かける準備をしていた。
「ばばがちゃんと出してあったから、おやつ分かったよ~」ってさ。
コーヒーメーカーの上に、わざと、紙に包まれたままの焼き芋を
置いてあったからね。(これで忘れるようなら、もう打つ手無しだね)。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お昼の12時廻ったので、ばばはお昼ご飯の準備に戻って来た。
しばらく経って、郵便屋さんがポストに郵便物を・・・
すぐに出してみると、パンフレットなどと一緒に
大好きなおばちゃんからの封書が。
このおばちゃん、2年前までは、お隣に住んでおられたんだけど
ちょっと体調を崩されたので、都会に暮らす子どもさんの所へ
引っ越して行かれた。
あれから、ほぼ2年。
数週間前の夜7時過ぎ、門扉を動かしているような音がした。
カーテンの隙間から覗くと、おばちゃんの次女さんが立っていてビックリ!
今回、ちょっと用事があり母子で帰省したとの事。
「おばちゃんが帰っていらしてる!」嬉しくなって
夕食の準備もそこそこに、おばちゃんの所へ走って行った。
懐かしい、懐かしい、会いたかった、会いたかった、おばちゃんが目の前に。。。
「おばちゃ~~ん」「ばばちゃ~~ん」と言ったきり
2人ともしばらくは声も出なかった。
2年前、急におばちゃんが引っ越され、発った後に知ったので
ショックが多き過ぎて、しばらくは「おばちゃんロス」状態だった。
「ばばちゃん、ばばちゃん」と可愛がって下さり
おかずやおやつを分け下さったり、色々な事を教えて下さったり
ばばの中では「親同然」に思い、頼りにもしていた。
あまりに突然の別れから、2年、おばちゃんは全然変わっていなくて
若々しく、お元気そうだった。
帰っていらしたのが最終便で時間も遅かったので
翌日にでも日をあらためて、ゆっくりお話でも・・・とその日は帰宅した。
それから何回か、おばちゃんと立ち話はした。
彼方此方顔が広いので、おばちゃんは毎日、彼方此方出かけて忙しそうだった。
「おばちゃんは、あと10日ぐらいは、いるからね、ばばちゃん」
って言っていたのに、その2日後、おばちゃんは急に帰ってしまった。
その夜、おばちゃんから電話があって
「ばばちゃん、おばちゃんは明日帰るからね~」と。
おばちゃんったら、ばばが、まだ、おばちゃんが帰ったと知らないと思っていて、
おちょくっているのね、もぅ~~~あと暫くゆっくりするって言われたのに。
「おばちゃ~ん、何で?今日、お昼の便で帰ったって聞いて
ショックでショックで~」と、ばばが言うと「帰ったって、聞いたの?
天気も良くなったし、今日が子ども達も迎えるのが都合が良さそうだから、
切符も買えたし、帰って来たのよ」って。
あぁぁ~~おばちゃんとゆっくり話す事も出来ずに、おばちゃん帰っちゃった~。
「又すぐ遊びに行くから」って言ってくれるけど
次はいつ会えるのだろう。
「おばちゃんロス」状態からちょっと立ち直りかけていた今日、
おばちゃんからお手紙が・・・・

おばちゃんは、今80歳代かなぁ・・・
80歳代のおばちゃんが、直筆のお手紙を下さる。
それだけでも、感謝&感動だよね。
封筒の上書き文字を見ながら、何故か胸がいっぱいになって・・・
じじにも、「おばちゃんの手紙見ていると、胸がいっぱいだよ~」
と言いながら、便せん3枚に書かれた手紙を読んで聞かせた。
シャワーを終わったじじも、食事の前にあらためて自分で読んだいた。
文面には、じじとばばを気遣う言葉が沢山綴られていて・・・・
「よしっ!すぐに返事を書こう!」
昼食後、すぐに返事を書き始めたばば。
出てくる言葉を、そのまま書き連ねた。
キーボード入力では、そんなに頭を使わないけれど
便せんに書くのは、何故か緊張してしまって、手に力が入り
書き終わる頃には親指がちょっと・・・という状態。
書いた手紙を封筒に入れた。
でも・・・考えてみたら、今日は、もう郵便の回収は無い。
どんなに早くても、明日の午前中に回収され、明日の夕方の船に乗せられる。
電話をしようかな・とも思ったけど、せっかく手紙を書いたのだから
先ずは手紙を届けなくちゃ。
以前、ばばが出した手紙を、おばちゃんは「宝物」にしているって仰ってた。
乱筆乱文で、出てくる言葉をただ書き連ねた手紙なのに・・気恥ずかしい。
でも、おばちゃんが、ばばからの手紙を受け取った時、
喜んで下さる顔を想像すると、ばばも嬉しくなる。
電話も良いけれど、やはり直筆の手紙も、たまには書かなくちゃね。
おばちゃんの元へ、ばばの手紙が届くのは土曜日位かなぁ・・・・
7月19日(火)晴れ
毎日撮影に行くじじ。
出かける前には、水分と当分を十分補給して出かける。
今朝は、朝食後、じじに言った。
「じじ~今日は、スイカと桃と、かるかんと焼き芋があるから
好きな物を食べてね」と言った後、
「ハイ、じじ、今、ばばが言った事を復唱してみて」と振ると
「水蜜桃と羊羹と・・・・」だって。
何じゃ、そりゃ。
じじとばばって、聞いているようで、相手の言った事を
ちゃんと聞いていない事あるんだよなぁ・・・
ばばは、今日も作業現場?へ出かけ、
10時を過ぎる頃戻ってくると、じじはひとりでお茶を飲み
出かける準備をしていた。
「ばばがちゃんと出してあったから、おやつ分かったよ~」ってさ。
コーヒーメーカーの上に、わざと、紙に包まれたままの焼き芋を
置いてあったからね。(これで忘れるようなら、もう打つ手無しだね)。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お昼の12時廻ったので、ばばはお昼ご飯の準備に戻って来た。
しばらく経って、郵便屋さんがポストに郵便物を・・・
すぐに出してみると、パンフレットなどと一緒に
大好きなおばちゃんからの封書が。
このおばちゃん、2年前までは、お隣に住んでおられたんだけど
ちょっと体調を崩されたので、都会に暮らす子どもさんの所へ
引っ越して行かれた。
あれから、ほぼ2年。
数週間前の夜7時過ぎ、門扉を動かしているような音がした。
カーテンの隙間から覗くと、おばちゃんの次女さんが立っていてビックリ!
今回、ちょっと用事があり母子で帰省したとの事。
「おばちゃんが帰っていらしてる!」嬉しくなって
夕食の準備もそこそこに、おばちゃんの所へ走って行った。
懐かしい、懐かしい、会いたかった、会いたかった、おばちゃんが目の前に。。。
「おばちゃ~~ん」「ばばちゃ~~ん」と言ったきり
2人ともしばらくは声も出なかった。
2年前、急におばちゃんが引っ越され、発った後に知ったので
ショックが多き過ぎて、しばらくは「おばちゃんロス」状態だった。
「ばばちゃん、ばばちゃん」と可愛がって下さり
おかずやおやつを分け下さったり、色々な事を教えて下さったり
ばばの中では「親同然」に思い、頼りにもしていた。
あまりに突然の別れから、2年、おばちゃんは全然変わっていなくて
若々しく、お元気そうだった。
帰っていらしたのが最終便で時間も遅かったので
翌日にでも日をあらためて、ゆっくりお話でも・・・とその日は帰宅した。
それから何回か、おばちゃんと立ち話はした。
彼方此方顔が広いので、おばちゃんは毎日、彼方此方出かけて忙しそうだった。
「おばちゃんは、あと10日ぐらいは、いるからね、ばばちゃん」
って言っていたのに、その2日後、おばちゃんは急に帰ってしまった。
その夜、おばちゃんから電話があって
「ばばちゃん、おばちゃんは明日帰るからね~」と。
おばちゃんったら、ばばが、まだ、おばちゃんが帰ったと知らないと思っていて、
おちょくっているのね、もぅ~~~あと暫くゆっくりするって言われたのに。
「おばちゃ~ん、何で?今日、お昼の便で帰ったって聞いて
ショックでショックで~」と、ばばが言うと「帰ったって、聞いたの?
天気も良くなったし、今日が子ども達も迎えるのが都合が良さそうだから、
切符も買えたし、帰って来たのよ」って。
あぁぁ~~おばちゃんとゆっくり話す事も出来ずに、おばちゃん帰っちゃった~。
「又すぐ遊びに行くから」って言ってくれるけど
次はいつ会えるのだろう。
「おばちゃんロス」状態からちょっと立ち直りかけていた今日、
おばちゃんからお手紙が・・・・

おばちゃんは、今80歳代かなぁ・・・
80歳代のおばちゃんが、直筆のお手紙を下さる。
それだけでも、感謝&感動だよね。
封筒の上書き文字を見ながら、何故か胸がいっぱいになって・・・
じじにも、「おばちゃんの手紙見ていると、胸がいっぱいだよ~」
と言いながら、便せん3枚に書かれた手紙を読んで聞かせた。
シャワーを終わったじじも、食事の前にあらためて自分で読んだいた。
文面には、じじとばばを気遣う言葉が沢山綴られていて・・・・
「よしっ!すぐに返事を書こう!」
昼食後、すぐに返事を書き始めたばば。
出てくる言葉を、そのまま書き連ねた。
キーボード入力では、そんなに頭を使わないけれど
便せんに書くのは、何故か緊張してしまって、手に力が入り
書き終わる頃には親指がちょっと・・・という状態。
書いた手紙を封筒に入れた。
でも・・・考えてみたら、今日は、もう郵便の回収は無い。
どんなに早くても、明日の午前中に回収され、明日の夕方の船に乗せられる。
電話をしようかな・とも思ったけど、せっかく手紙を書いたのだから
先ずは手紙を届けなくちゃ。
以前、ばばが出した手紙を、おばちゃんは「宝物」にしているって仰ってた。
乱筆乱文で、出てくる言葉をただ書き連ねた手紙なのに・・気恥ずかしい。
でも、おばちゃんが、ばばからの手紙を受け取った時、
喜んで下さる顔を想像すると、ばばも嬉しくなる。
電話も良いけれど、やはり直筆の手紙も、たまには書かなくちゃね。
おばちゃんの元へ、ばばの手紙が届くのは土曜日位かなぁ・・・・
Posted by ibuchanじじ&ばば at 15:27│Comments(0)
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