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2015年06月24日

トクノシマキムラグモ(動画)

【じじ動画日記】 


6月 24日 (水) 天気 雨  室温 28.0℃ 外気温 26.1℃ 湿度(室内)79% (午前6時39分計測)


 今朝も目が覚めたら時折雷雨のある雨・・・!

島は今、昔の人たちから言い伝えてきた「カサヤリ」が降っている。

「カサヤリノゥ フラマヤ ナガアムィヤ オワランドゥ」と、言い伝えられた言葉を改めて実感している今日この頃だ!

(方言の直訳:「傘を破るような雨が降らなければ梅雨・長雨は終わらないよ」) 





 先日、徳之島町総合運動公園遊歩道で「トクノシマキムラグモ」らしきを見つけた。

ハラフシグモ科のキムラグモは日本では九州南部から南西諸島にかけて分布する。

島ごとに種分化が進んでいて、奄美大島にはアマミキムラグモが生息するが、この蜘蛛はトクノシマキムラグモと言う蜘蛛のようだ。

 徳之島の固有種であるから、本当に珍しい徳之島にしか生息しない蜘蛛だ!

 普段は滅多に見かけられない土の中に巣を作って住んでいる蜘蛛なので動画や写真はまだネット上には出てない、初登場の蜘蛛のようです。

勿論、じじもこの数年(約6年)毎日のように野山を歩き回って偶然にも先日初めて出会った。



トクノシマキムラグモ





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(2015年6月21日、11:53 徳之島町総合運動公園で撮影)



(以下は株式会社エフトレックのHPより引用)

キムラグモ(クモ目ハラフシグモ科)

 崖や切り通しなど土の壁に巣穴を掘り、その中で生活しています。巣穴の入り口には蓋(戸)
があり、昼間は閉じていますが、夜には少しだけ開けて周りをうかがい、近くを通りかかる獲
物を捕らえるそうです。ハラフシグモ科という名の通り、腹部の背面が節状に分かれているよ
うにみえますが、ほかのクモの仲間にはみられない構造です。古生代の石炭紀の地層から得ら
れたハラフシグモ類の化石は現生のものとほとんど同じ形をしているということです。この仲
間が原始的な姿を残していることがうかがえます。
 このクモの巣穴を探していると入り口の長径が10mm以下の小さいものが多くみられますが、
なかには15mm近い大きいものもあります。巣穴のサイズは中に住む個体の成長に伴い大きくな
るそうです。蓋を開くと、その裏面や巣穴の入り口付近は膜状にきっちりと糸で裏打ちされ、
巣穴の内面は滑らかにならされています。
 クモの巣といえば何かと嫌われがちですが、空中や地表に張られたさまざまな形の巣はその
造形美から注目されることも多いようです。このクモの地中に掘られた巣は地味ではあります
が、写真を撮っていると、裏打ちされた糸で白く光る蓋の裏や、滑らかに掘られた巣穴に、
これもまた造形美かと感じ入ります。

キムラグモの仲間は「日本産クモ類」(小野展嗣, 2009)では九州から沖縄本島にかけて生息
するHeptathela属の9種、琉球列島に生息するRyuthela属の7種に分類されています。

Heptathela amamiensis Haupt, 1983 アマミキムラグモ
Heptathela higoensis Haupt, 1983 ヒゴキムラグモ
Heptathela kanenoi Ono, 1996 トクノシマキムラグモ
Heptathela kikuyai Ono, 1998 ブンゴキムラグモ
Heptathela kimurai (Kishida, 1920) キムラグモ
Heptathela nishikawai Ono, 1998 ヒトヨシキムラグモ
Heptathela yanbaruensis Haupt, 1983 ヤンバルキムラグモ
Heptathela yaginumai Ono, 1998 ヒュウガキムラグモ
Heptathela yakushimaensis Ono, 1998 ヤクシマキムラグモ
Ryuthela iheyana Ono, 2002 イヘヤキムラグモ
Ryuthela ishigakiensis Haupt, 1983 イシガキキムラグモ
Ryuthela nishihirai (Haupt, 1979) オキナワキムラグモ
Ryuthela owadai Ono, 1997 トカシキキムラグモ
Ryuthela sasakii Ono, 1997 クメジマキムラグモ
Ryuthela secundaria Ono, 1997 キタクメジマキムラグモ
Ryuthela tanikawai Ono, 1997 イリオモテキムラグモ

                                      (by K.U.)


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Posted by ibuchanじじ&ばば at 09:09│Comments(0)無脊椎動物
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